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病・医院への通院は、不要不急の外出ではない?

 

 

 

治療の中断及び遅れによって懸念されること
 
歯科医の立場より

治療が遅れることによって病状が進行し、治療プランの変更を余儀なくされます。「神経を残して詰め物で済むケースが、神経を除去して被せ物になる?」とか、「神経を除去して被せ物で済むケースが、歯を抜いて入れ歯になる?」とか、「歯周病の治療をしていれば残せる歯を抜いて、入れ歯になる?」とか・・・。

幸い、生死に係ることはありませんが、それで良いのですか。治療が遅れると、費用と期間が余計にかかり、しかも経過も悪くなります。

また、最近、悪い歯を放置して食べる機能が落ちた高齢者の方が、要介護になるリスクが高いことが解りました。食べる機能が低下すると、低栄養となり、病気がちになります、そのような意味からも歯は大切なのです。全身的な要因で、歯科医院に通院するのが困難な場合、訪問診療と言う選択肢もあります。訪問診療では、単に治療するだけでなく、食べる機能のケアも行っています。訪問診療を希望される方は、ご相談ください。

医療職の立場より

日本は、超高齢化が社会です。このような社会では、病・医院への通院や介護施設への通所は健康で生きるためには必要なのです。

新型コロナが心配なのも分かります。でも、他の要因で死んだりしたらどうするのですか。死に至らなくても、透析や寝たきりになったらどうするのですか。痴呆が悪化したらどうするのですか。

また、高齢者の場合、老人性鬱が悪化すると、全身的に衰弱します。全身的に衰弱すると引きこもりになり、更に老人性鬱が悪化します。この負のスパイラル、怖いですよ。

敢えて繰り返します。高齢者の場合、病・医院への通院や介護施設への通所は、健康で生きるために必要なのです。

もちろん、高齢者以外でも、病・医院に通院して必要な医療を受けることは大切です。人間ドックを受けないで、癌の発見が遅れて命を落とした方もいらっしゃいます。成人病が悪化して、透析になった方もいらっしゃいます。このように、後で取り返しのつかないことになることもあります。



 


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