保険で出来る金属アレルギーの歯科治療

 


 金属アレルギーの歯科治療と保険?


 

「金属アレルギーの歯科治療は、保険が効かないからお金がかかる」と言う声をよく聞きます。確かに、理想的な治療をしようと思うと、そうかもしれません。
それならば、50〜70点の治療を目指しませんか?
その程度の治療ならば、保険でも何とかなると思います。

● どのような金属が問題なの?

 歯科の金属アレルギー外来を訪れる患者様を調べてみると、以下のような金属にアレルギーがある方が多いようです。

@水銀
Aニッケル
Bコバルト
Cクロム
Dスズ
Eパラジウム


   問題のある金属の除去

 金属アレルギーの歯科治療は、お口の中の問題のある金属を除去することです。理想的には、各金属の成分を分析して調べれば良いのですが、それには保険が使えないので高額になります。

      

 そこで、お口の中を拝見し、問診や簡単な試薬を使って金属の種類を調べます。このような簡便的な方法でも、かなり近い結果になると思います。

@お口の中を拝見し、金属の色、腐食状況などを調べます。
A患者様の話を伺って、個々の歯の治療歴を調べます。
Bスポットテストを行います(ニッケルが含まれているか分ります)。

 以上より、個々の合金の種類を総合的に判定し、それに含まれている金属を類推します。そして、問題のある金属を除去します。


  
詰め物や被せ物などに、どの材料が使えるか?

 お口の中の金属を除去した後、そのまま放置して良いわけではありません。再び治療し直さなければなりません。

@他の金属を使った治療を検討します。他の金属が使える場合、ほぼ同じような治療になります。

A他の金属が使えない場合、レジン系の材料を使います。ただし、レジンは金属に比べて弱いので、治療内容が変更になることがあります。

※ブリッジの場合も、同様に考えてください。


   入れ歯などに、どの材料が使えるか?

 部分入れ歯などに使われている金属に問題がある場合、その入れ歯は使えません。入れ歯を作り直すか、他の治療を選択するかしかありません。

@
他の金属を使った治療を検討します。他の金属が使える場合、ほぼ同じような治療になります。

A他の金属が使えない場合、部分入れ歯は無理です。奥歯に限り、レジンのブリッジが可能なケースもあります。ただし、制約が多いです。


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