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SDGsに取り組む鬼高の歯科診療所。岡永歯科です。

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咀嚼嚥下障害
   

介護予防と食べる機能

 近年、高齢化が進み、食べる機能の障害を訴える患者さんが増えています。「歯がなく食べる機能に問題を抱えている高齢者が、認知症になりやすい」という報告もあります。
 お口は、さまざまな機能を持っています。食べること(嚙むこと、飲み込むこと)、味覚、発音といった生理的な機能にとどまらず、自己表現、コミュニケーションや口元の美しさといった心理的・社会的な機能も担っています。介護予防で取り扱いのは、食べる機能です。その原因の一つがドライマウス(口腔乾燥症)です。

高齢者とドライマウス

近年、高齢化が進み、次のような症状を訴える高齢者が増えています。もしも、以下に掲げるすべての項目に該当する場合、老人性のドライマウス(口腔乾燥症)になっているかもしれません。
①半年前と比べて、固い物が食べにくくなった。
②お茶や汁物などでむせることがある。
③口の渇きが気になる。
岡永歯科では、老人性のドライマウスが疑われる場合には反復唾液嚥下テストを行い、30秒間に何回嚥下できるかを調べます。もしも、3回未満ならば、ドライマウスと考えてよいでしょう。

また、その他に、脳卒中などの脳血管障害になると、後遺症としてドライマウスになります。

ドライマウスのリハビリケア

ドライマウスの場合、単に入れ歯を作って調整しただけでは食べれれるようにはなりません。食べるという機能が弱くなっているので、リハビリが必要となります。噛むことに関係した筋肉や舌などの機能訓練を中心としたエクササイズを行います。そして、毎日の穂くじを通じて食べる機能の向上を図ります。


    
 

 食べる機能の低下によって栄養状態が悪化して、全身的な機能低下  につながることもあります。

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