最近、「歯並びを治したい」と相談する患者様が増えています。岡永歯科では、顎関節症や歯ぎしりの患者様が多いということもあり、取り外し式の矯正装置を使用しています。そして、ほとんどのケースが、この方法でも治っています。
岡永歯科で行っている矯正歯科治療は、次のような特徴を持っています。
@食事が制限されない
矯正装置を取り外しできるので、何でも食べられます。
Aむし歯や歯周病になりにくい
矯正装置を取り外しできるので、歯磨きが容易で、むし歯や歯周病になりにくいです。
B歯ぎしりも大丈夫
歯ぎしりの患者様に対しては、歯ぎしり治療用のマウスピースを兼ねた装置を使用できるので、顎関節症を悪化させる心配がありません。
C歯を抜かない
できるだけ歯を抜かないようにしています。
D専門の歯科技工士が作成
矯正歯科専門の歯科技工士が矯正装置の作成を担当しているので、精度の高い装置の作成が可能です。
E治療効果が患者様の理解と協力に左右される
治療には、患者様の理解と協力が不可欠です。矯正装置が取り外しできるので、患者様が装置を使ってくれないと治りません。
治療の流れ
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診断
レントゲン写真や歯型模型などの資料を集め、矯正歯科治療に必要な診断を行います。その結果によって、どのような矯正装置を使って治療するかが決まります。
上顎前突
過蓋咬合
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矯正装置の作製
診断結果に基づいて矯正装置を作製します。歯型やかみ合わせを採り、矯正歯科専門の歯科技工士に矯正装置の作製を依頼します(約1週間でできてきます)。下図は、上顎用の矯正装置です。歯列を広げ、歯並びを治す際に使用します(ただし、個々の患者様の状況によって、同じ種類の矯正装置であっても装置の細部が異なることがあります)。
床矯正装置の一種
矯正治療は、矯正装置を入れて終わりではありません。定期的に経過を診て、矯正装置を調整管理しなければなりません。そのため、定期的に来院する必要があります。
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保定装置の作製
歯並びが良くなってきたら、後戻りしないように保定の装置を入れます。歯型を採り、矯正歯科専門の歯科技工士に作製を依頼します(約1週間でできます)。
保定装置の一種(T.P.)