ようこそ、岡永歯科のホームページへ。
岡永歯科では、すべての人が等しく必要な医療・福祉サービスが受けられるようにSDGsに取り組んでいます。ところで、実際は、どうでしょうか。
訪問診療をしてみると、いろいろと悲惨な光景を目にします。何故、要介護になるまで、歯の治療をしないで放置してきたのでしょうか。また、近年、中高年層の「引きこもり」が増え、歯科治療を受けられないで困っているようです。
年金暮らしの高齢者の中には、経済的なゆとりがなく、歯科治療を受けずに放置している方も少なからずいるでしょう。歯が悪くて良く噛めない状態は、介護予防の観点から見ても良いことではありません。ある意味、老後の健康長寿も、金次第かもしれません。しかし、ケアマネさんは、自分の懐が痛まないせいか、このことにあまり関心がないようです。
そこで、岡永歯科としては、無料・低額診療を始めました。住民税非課税世帯ならば、無料で診療が受けられます。自転車などでお伺いできる範囲ならば、訪問診療もしています(自転車の場合、交通費の患者実費負担がかからない上に、駐車場の心配がありません)。「自転車だと、大した治療が出来ないのでは?」とご心配される方がいらっしゃいますが、それには及びません。訪問歯科診療を行ってきた過去の経験から必要な器材が揃っています。また、その他に必要な器材があれば、岡永歯科から持っていきます。だから、ご安心してください。
超高齢社会に必要な歯科医とは、インプラントができる歯科医でしょうか。いいえ、入れ歯が上手な歯科医だと思います。若い歯科医は、お金儲けのために入れ歯を敬遠してインプラントに力を入れる傾向があります。そのため、入れ歯が上手な歯科医が減っています。また、若い歯科医は、心療歯科のような面倒臭いことをしないので、引きこもり患者の訪問診療などするはずがありません。最近、厚労働省の「歯科医師認知症対応能力向上研修」を受講しました。改めて、日本心理学会認定心理士、介護予防運動指導員として、高齢者に寄り添った診療を心掛けなければと思いました。
岡永歯科は、CTこそありませんが、安心の医療を目指して頑張っています。