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市川市鬼高の歯科クリニック。岡永歯科です。

入れ歯と賢くつき合う方法入れ歯と賢くつき合う方法

岡永覚の「口腔ケアの相談室」

お心当たりがある方は、歯科を受診して、口腔ケアや口腔リハビリで改善させましょう!

入れ歯と賢くつき合う方法

せっかく入れ歯を持っていても、「面倒くさいから」、「合わないから」などの理由から、入れ歯をしなくなってしまう方も多いようです。
でも、入れ歯を外していると、一見すると皆同じような顔に見えてしまうことがあります。口の周りに独特なしわがより、口元がすぼまった、いわゆる「梅干し顔」です。
しかし、自分にきちんと合った入れ歯をしていれば、口元が引き締まり、表情が豊かになります。印象も若々しくなり、言葉もはっきりするので、他人との会話も楽しくなります。入れ歯は、失った歯を補って食べられるようにすることだけが役割ではなく、その人の個性や人格を取り戻すための道具でもあるのです。
入れ歯は、一生ものではありません。長く使っているうちにだんだん合わなくなってくることもあります。そのため、特に入れ歯に不具合がなくても、半年から1年に一度くらいは、入れ歯の定期検診をすることをお勧めします。

入れ歯のお手入れ法

入れ歯は、人工の歯なので、むし歯にはなりません。しかし、きれいに見えても細菌が付着してます。汚れたままに放置しておけば、口臭の元となったり、黒ずんできたりしますから、入れ歯を長持ちさせるためには正しいお手入れは必要です。
歯磨きのように毎食後に洗うことが理想的ですが、せめて寝る前に1日一度はていねいに洗いましょう。毎日のお手入れは、入れ歯専用ブラシを使って、水で洗い流しましょう。
寝るときは、洗った後に入れ歯を水の中に入れて保管します。清潔に保つために、水は毎日取り替えてください。そして、3日に一度は入れ歯専用の洗浄剤の溶液につけてお手入れしましょう。
洗浄剤で汚れを浮かし、その後、ブラシでこすって流水で洗浄剤と汚れを洗い流します。
熱湯や漂白剤につけるのは、変色や変形のもとになるので避けてください。
また、乾燥も、変形のもとになるので、必ず水の中に入れて保管しましょう。