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SDGsに取り組む鬼高の歯科診療所。岡永歯科です。

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口腔ケアの相談室

SDGsに取り組む鬼高の歯科診療所。岡永歯科

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口腔機能リハビリテーション

咀嚼のリハビリ

口腔リハビリテーションは、病気、障害、老化などで動きが低下した口の機能を回復させたり、これ以上の低下を防ぐことを目的に行う『お口のリハビリ』です。
症状ごとに方法は様々ですが、自分でも簡単にできるので、試してみてください。
【よく噛むためのリハビリ】
上手に噛むためには、舌や頬の動きが大切です。これらの動きが良くないと、歯があってもうまく噛めず、口の中でもぐもぐしてしまいます。
舌や頬のストレッチで、口の動きをしなやかにしましょう。
【口のストレッチ】
@舌を出したり引っ込めたりしまします。
A頬をふくらませたり、へこませたります。
B舌先を左右の口角につけます。
     
C舌先を唇の上と下につけます。

口の中にスプーンなどを入れ、頬の内側から外側に軽く押して、頬の筋肉でスプーンなどを押し戻します。
また、首を前後左右に倒してストレッチし、緊張を和らげると、下や喉の動きが滑らかになります。
    

嚥下のリハビリ

普段、私達は、食べ物を飲み込む瞬間は、気管に入らないように無意識に息を止めています。しかし、呼吸のコントロールがうまくいかないと、息を止めることができずに吸い込みながら食べてしまい、誤嚥が起こるのです。
誤嚥は、窒息や肺炎の原因となります。安全に食べるには、呼吸のコントロールが大切です。
【飲み込みのリハビリ】
誤嚥しそうになっても、むせて吐き出すことができれば大丈夫です。むせることは、反射的に食べ物を吐き出そうとする防御反応なのです。正しくむせるには、おなかに息をため込んで、思い切り吐き出します。
【深呼吸とせきの練習】
深呼吸をして、いったん息を止めた後、エッヘンとせきをして息を吐き出します。これを何度か繰り返します。
【腹式呼吸の練習】
うつぶせに寝て、自分の体の重みを利用し、5〜10分、お腹を意識して呼吸します。ただし、自分で寝返りができない人では注意が必要です。

歯ブラシでリハビリ

口腔ケアの基本は、歯と歯肉の間のブラッシング、歯磨きですが、歯磨きはただ口の中をきれいにするだけではありません。歯肉や舌、頬などに歯ブラシで軽く 刺激を与えることが、口の中のリハビリにもなるのです。

口は、食べ物の硬さや形、性状、味や温度などを感じとることができる、とても敏感な感覚器です。ブラッシングの刺激により、血行も良くなり、感覚機能の低下も防げます。
【歯ブラシを使ったリハビリ法】
@歯ブラシの毛の部分で舌の表面や縁をトントンと軽く叩いて、感覚を刺激します。歯ブラシで舌を下に押さえつけると、舌がその力に反発しようとするので、筋力アップにつながります。
A電動歯ブラシのスイッチを入れてブルブルさせながら、頬の内側や舌、歯肉に当ててマッサージをすると、血行が良くなります(ただし、頬の内側は、粘膜が傷つかないように歯ブラシの毛ではなく背の方を当てます)。

一般的な口腔ケアの方法
口腔ケアの方法
入れ歯と賢くつき合う方法
口腔機能低下症
咀嚼(噛むこと)の重要性
嚥下機能・誤嚥
口腔リハビリテーション
発語のリハビリ
ドライマウス(口腔乾燥症)
食事の介助
高齢者の食生活

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