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SDGsに取り組む鬼高の歯科診療所。岡永歯科です。

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口腔ケアの相談室

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発語のリハビリ

「さしすせそ」で口腔機能の衰えをチェック

年齢を重ねるとともに口の機能はだんだん衰えてきますが、それによって会話にも影響が出てきます。最近、滑舌が悪くなった、しゃべりにくいと思うことがあるようならば、口腔機能が 低下している可能性があります。
加齢によって滑舌が悪くなる原因としては、唾液が減少することで口の中の潤いが減って舌が動かしにくくなることや、口の周りや舌の筋力の低下などが挙げられます。
舌の筋力の衰えは、「さしすせそ」の発音から読み取ることができます。口を閉じて小さな声で話している時には「さしすせそ」と発音できていても、筋力が衰えている場合は大きく口を開けて話すと「しゃしぃしゅせしぇしょ」という発音になりがちです。
「さしすせそ」の発音が苦手になってきた時には、「あいうべ体操」、「パタカラ体操」などのお口の体操や、舌を出したし引っ込めたり、上下左右に動かしたりして舌のストレッチを行うなど、舌のトレーニングをしましょう。

発語のリハビリ

言葉を使って人と会話することは、高度な脳の機能です。言葉を発する機会が減ると、機能がどんどん低下します。おしゃべりをする機会が減ることで舌や口の周りの筋肉は衰えるので、会話を積極的に楽しむことも大切です。
舌の動きや唇の動きを良くするための発音訓練は、食べることと同時に話すことのトレーニングにもなります。
【あいうべ体操】
「あ」、「い」、「う」と大きく口を動かして、最後に「べー」と舌を突き出します。
【パタカラ体操】
「パ、タ、カ、ラ、あー」と大きな声を出して言ってみましょう。発音の練習になります。
@パ、パ、パ
唇を閉じたり開いたりする訓練
Aタ、タ、タ
舌の中央を動かす訓練
Bカ、カ、カ
舌の奥を動かす訓練
Cラ、ラ、ラ
舌の先を動かす訓練
Dあー
上顎と喉の筋肉を震わせる訓練

一般的な口腔ケアの方法
口腔ケアの方法
入れ歯と賢くつき合う方法
口腔機能低下症
咀嚼(噛むこと)の重要性
嚥下機能・誤嚥
口腔リハビリテーション
発語のリハビリ
ドライマウス(口腔乾燥症)
食事の介助
高齢者の食生活

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